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『憲法』(けんぽう、青林書院、初版1981年)は、憲法学者佐藤幸治の主著である。京都学派憲法学を代表する書籍であり、芦部信喜『憲法』(岩波書店)と並び憲法学の二大基本書とされる。佐藤功の書との区別で『佐藤(幸)憲法』と略記されることが多い。 はしがきでは全編を貫き「立憲主義へのアフェクション」を以って書いたものであるとしている。一般の体系書と異なり統治機構-基本的人権-平和主義の順で叙述されているが、有斐閣から出された法律学全集中の清宮四郎『憲法I』宮沢俊義『憲法II』はI統治、II人権となっており、このような叙述順序がとりたてて異様というわけではない。 1995年の第3版刊行以降長らく改訂されなかったが、2011年に実質的な改訂版となる『日本国憲法論』が成文堂から刊行された。 == 書籍情報 == * 佐藤幸治『憲法〔初版〕』 (青林書院,1981年)ISBN 978-4417004882 * 佐藤幸治『憲法〔新版〕』 (青林書院,1990年)ISBN 978-4417007562 * 佐藤幸治『憲法〔第3版〕』 (青林書院,1995年)ISBN 978-4417009122 * 佐藤幸治『日本国憲法論』 (成文堂,2011年)ISBN 978-4792305116 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「憲法 (佐藤幸治)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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